会陽(えよう)
- 場所
- 肛門の上方、尾骨の両側約1cm(指幅1本分)のところにあるツボになります。長強の左右1cm外側にあります。
- 効能
- 長強と並んで痔の治療に欠かすことができない重要なツボの一つです。肛門には、細い血管が寄り集まった「静脈叢」がありますが、この静脈叢に鬱血が続いていると、粘膜に炎症を起こし腫れあがり、瘤(こぶ)ができ痔核(いぼ痔)となります。このツボは、肛門周辺の血行を促進し、肛門周辺の血行を促進して、痛みや出血、排便などの諸症状を和らげてくれます。脱肛などの治療にも効果があります。
- 押し方
- うつぶせに寝て、軽く足を開かせます。尾骨の両脇に親指を当て、3~5秒繰り返し押しましょう。
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